朴庵塾は古典を通して漢方を学びます。
その教えは卜庵先生(荒木性次先生)のお考えを礎とし、歴代の先生方の学びと臨床経験からいただいています。
「朴庵塾セミナー」は2年間20回(月1回)かけて、漢方の基礎を解り易く解説する講座です。
初級コースと中級コースがあります。

初級コース

初級コースは漢方が初めての方や再度基礎をしっかり身に着けたい方を対象としています。
漢方の基礎となる陰陽・虚実・寒熱理論から生薬一つ一つの働きと生薬から見た方剤決定まで応用を交えてやさしく解説します。
生薬一つ一つをしっかり学ぶことで処方の成り立ちや臨床での使い方が理解できます。
また、初級では実習を通して煎じ薬・丸剤・散剤を実際に見たり触ったりして生薬にも触れて頂きます。五感で感じることのできる講座となっています。

中級コース

中級コースは、初級コースを受講した方や、傷寒論金匱要略を少しでも勉強した経験がある方を対象としています。
漢方の原点となる書 傷寒論金匱要略を解説します。 漢文を読んだり訳したりは、初め戸惑うかも知れません。しかし、回数を重ねるたびに漢文にも慣れますから、安心して受講できます。 原点に触れる事で本物の漢方と出会うこととなります。
漢方の奥深さを知り、漢方が本当に面白いものとなるでしょう。
朴庵塾セミナーは荒木性次先生門下生一門の方術信和会が主催、講義を担当します。

卜庵先生

卜庵先生こと、荒木性次先生は「東京、四谷に生まれ、幼少より四書五経に親しみ、長ずるにいたり、薬剤師の資格を得て後、 漢方医学を志し、湯本求真先生に師事、同門に大塚敬節先生、佐藤省吾先生、清水藤太郎先生がおられる。
荒木先生は、これらの先生方とは独自の道を歩まれ朴庵と号し、先生は病者に接するごとに、 病者を苦しみから救うため日夜苦心し、 同志と学習し昭和12年頃より昭和47年まで個人雑誌として、 「七合」を手作りで継続発行された、「七合」は昭和50年に書籍に編集され刊行された(現在休版)。
また、終戦後には号を卜菴と改められた。昭和29年には薬物の薬能を中心として治験を加えた「古方藥嚢」(絶版)を刊行、 更に全面的な加筆増補を施し昭和47年「新古方藥嚢」として刊行された。
没後、未完の原稿を「方術説話」とし方術信和会より発刊。
卜菴先生はその全生涯を、病む人の救済、後進の育成、方術道の研究に捧げられた。